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ミルクールの黒檀製伝統的モデルのテールピースと、正確な音を実現するアジャスター。それは合成材アジャスターによる新しいシステムです。美しく、プラスチック製テールピースに比べより軽いこのシステムによって、音は目立って改良されます。テールピースが軽いため駒の振動が自由になるからです。雑音が減り、音が出やすくなります。
| チェロの組み立て：新しいコンセプト
軽くエレガントなテールピース
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チェロ用テールピース チェロ・アルモニ”Cello
Harmonie”
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ボワ・ダルモニは4つのアジャスター付きテールピースを２種類用意しています。
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| なぜ色々なモデルがあ
るのですか？ 美観の好みだけでなく、重さ、長さのバリエーションはそれぞれの楽器にあ
った音の調整を可能にするからです。弦楽器パーツの工業規格化の際に失ったこだわりです。
なぜヴァイオリンではアジャスターを使っていなかったのですか？ 昔の弦（腸線を金属糸で巻いたもの）はとてもやわらかいものでした。それでペグでの調節が簡単にできました。
それに対して金属弦（例えばヴァイオリンのE線）は8倍調弦が微妙なのです。それで小さなビスで細かい調律を可能にするアジャスターが必要不可欠になったのです。
テールピースの軽さは重要ですか？ テールピース(10数グラム)に4つのアジャスター(さらに10数グラム)と、少しずつでも重くなることで、
テールピースは駒の振動をさまたげ、音が”重く”なってしまいます。音量と音の反応が悪くなってしまうのです。なぜチェロには4つのアジャスターがついていて、ヴァイオリンには1つなのですか？チェロ奏者は以前から4本とも金属弦を使っているのに対し、ヴァイオリンには1本しか使われていないからです。(E線)
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| 金属弦の進歩によって今では多くのヴァイオリニストがE線のみならずA線にも金属弦を使用しています。
ヴィオラ奏者はA,C, そしてD線にも使用する人が増えています。取り外しできるアジャスターはそのような演奏家に必要とされているのです。
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